更年期のホットフラッシュ、この夏をどう乗り切る?【病院・食事・グッズ】

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更年期 | ホットフラッシュ

これ、暑さのせい?それとも
ホットフラッシュ?

50代になってから、急に顔や首がカーッと熱くなる。今年の夏、なんとか乗り切る方法を「病院・食事・グッズ」の3段で整理しました。

先に結論から。ホットフラッシュの夏対策は、この3段構え。順番は関係なく、同時に進めて大丈夫です。

①病院で相談する婦人科でホルモン補充療法・漢方・プラセンタ注射などの選択肢を聞く
②食習慣を見直す大豆製品やエクオールなど、更年期世代の栄養の土台をつくる
③グッズでしのぐ保冷剤スカーフ・ミニ扇風機で、今この瞬間の暑さに対応する

「これって更年期?それとも夏バテ?」と迷っている方は、次の見分け表からご覧くださいね。

ホットフラッシュとは、どんな症状か

ホットフラッシュは、顔や首、胸元が急にカーッと熱くなり、汗が吹き出す症状です。数十秒から数分でおさまることが多く、1日に何度も繰り返す方もいれば、月に数回程度という方もいます。

更年期(閉経をはさんだ前後5年・おおよそ45〜55歳)に女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減ることで、脳の体温調節機能が乱れるのが主な仕組みとされています。「暑いから汗をかく」のではなく、気温に関係なく体の内側から熱が上がるのがホットフラッシュの特徴です。

見分けるポイントホットフラッシュ夏の暑さ・夏バテ
始まり方急にカーッとじわじわ続く
おさまり方数分でサーッと引く汗が引きにくい
涼しい室内でそれでも熱くなる落ち着くことが多い
汗で目が覚める寝苦しさが続く
生理周期乱れてきた・閉経前後関係なし

夏に悪化しやすいのはなぜ?

ホットフラッシュそのものは季節を問わず起こりますが、夏はその上に気温・湿度による発汗、冷房による自律神経の負担が重なります。「体の内側の熱」と「外の暑さ」が二重にかかる季節だと考えると、夏の不調の強さに納得がいく方も多いはずです。

見分けがつかないうちは、両方まとめて対策しておくほうが実用的です。

①病院での選択肢を知っておく

症状がつらいと感じたら、まず婦人科への相談が選択肢になります。自己判断で我慢を続ける必要はありません。

ホルモン補充療法(HRT)婦人科で行われる治療法のひとつ。貼り薬・塗り薬・飲み薬などのタイプがあり、症状や体質に応じて医師が判断します。
漢方薬体質(証)に合わせて処方されるのが特徴です。合う・合わないが個人差として出やすいため、様子を見ながら医師と調整していく形になります。
プラセンタ注射更年期障害の治療として保険が使えるケースもあります(保険適用の対象は45〜59歳の女性。再診時の自己負担は1回500円程度になることも)。

治療の適否・保険適用の有無は症状や医療機関により異なります。詳しくは婦人科でご相談ください。

「病院に行くほどでもないかも」という段階でも大丈夫。選択肢を知っておくだけで、夏の過ごし方は変わりますよ。

②食事・栄養でできること

大豆イソフラボンを腸内細菌が変換してつくる「エクオール」は、更年期世代の栄養習慣として関心が高まっている成分です。体内で作れるかどうかには個人差があり、日本人女性ではおよそ2人に1人(40〜50代の場合。20代では2〜3割程度)とされています。まずは大豆製品を食習慣に入れるところからですね。

エクオールを含め、更年期世代の栄養は「毎日の積み重ね」が基本です。大豆製品(豆腐・納豆・味噌)を食習慣に取り入れることに加え、栄養バランス全体を整えることも土台になります。

製品は食品であり、疾病の診断・治療・予防を目的としたものではありません。バランスのよい食生活とあわせてお役立てください。

毎日の栄養習慣を考えたい方へ

大切なのは食事と生活習慣。ここまで読んでくださったあなたは、もう分かっていると思います。でも、暑さで食欲が落ちる夏に毎日きちんと整えるのは大変ですよね。

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③今すぐの暑さをしのぐ、涼感グッズ

病院や食事は「土台を整える」対策。それとは別に、今この瞬間の暑さをしのぐ道具も持っておくと、夏がぐっと楽になります。

  • 保冷剤スカーフ・冷感タオル:首元を冷やすと、ほてりが早くおさまりやすい
  • 携帯用ミニ扇風機:外出先での急な発汗にすぐ対応できる
  • 吸汗速乾のインナー:汗をかいたあとの冷え・不快感を減らす
  • 重ね着で調整できる服装:冷房と外気の温度差に対応しやすい

「暑いから仕方ない」で済ませず、道具に頼ることも立派な対策です。100円ショップでもそろう物ばかりなので、まずは一つ試してみてくださいね。

「そのうち治まる」を待たなくていい

ホットフラッシュは多くの場合、数年かけて自然に落ち着いていくとされています。ただ、その数年を我慢だけで過ごすと、睡眠不足や気分の落ち込みで日常の負担が増えることも。待たずに、できることから手を打つ。それだけで、この夏の過ごしやすさは変わりますよ。

よくある質問

何歳から何歳まで続きますか?
40代半ばのプレ更年期から始まる方もいて、中心は閉経前後の45〜55歳。数年で落ち着く方もいれば、閉経後もしばらく続く方もいます。個人差の大きい部分です。
サプリメントだけで症状は治まりますか?
サプリメントは食品であり、症状の治療を目的としたものではありません。婦人科での相談・食生活・生活習慣を組み合わせて考えることをおすすめします。
冷房で体は冷えるのに、ほてるのはなぜ?
ほてりは気温ではなく体の内側の熱として起こるため、涼しい室内でも出ます。冷えとほてりが同居する時期は、重ね着で小まめに調整できる服装が味方になりますよ。

まとめ

要点だけもう一度まとめますね。

  • ホットフラッシュは体の内側からの発作的な熱さ。夏の暑さとは仕組みが違う
  • 対策は①病院②食事③グッズの3段。同時に進めてOK
  • 迷ったら婦人科へ。今日の暑さは、涼感グッズで先にしのいでおく

更年期・閉経後の過ごし方について、まとめて確認したい方は更年期・閉経後の過ごし方ガイドもあわせてご覧くださいね。

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最終更新:2026年8月10日

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